ベトナム戦争激戦地DMZ(非武装中立地帯)の戦跡を訪ねました
1954年のジュネーヴ協定で、ベトナムは暫定的に、北緯17度線に沿った軍事境界線で北と南に分けられることになり、軍事境界線の南北それぞれ2kmは非武装中立地帯 (DMZ;Demilitarized Zone) とされました。
同時に、統一のための総選挙を国際監視委員会の管理下で1956年に実施することとしましたが、米国および南ベトナムは協定に反対して総選挙は実施されなかったためベトナム戦争が起き、1975年まで激戦がつづきました。
南ベトナム軍=米軍と北ベトナム軍が対峙するDMZでは、とりわけ激しい戦闘がつづけられ、米軍による爆撃も激しく行われました。
ドンホイ市からフエ市に向かって南下し、クアンチ省にあるこの戦闘の跡を訪ねました。
詳しくは、
をご覧ください。
目 次
1 ヴィンモックのトンネル (Vinh Moc Tunnel)
2 国立・革命烈士の墓地(Truong Son National Martyrs Cemetery)
3 17度線:ベンハイ川に架かるヒエンルオン橋 (Historical Relic of HIEN LUONG-BEN HAI Riverbanks)
4 クアンチ古城 (Thành cổ Quảng Trị)
4.1 マイ・クォック・カー小隊の記念碑
4.2 クアンチ古城の城門と堀
4.3 城内にはいると、正面に慰霊碑
4.4 城内に残る政治犯収容所
4.5 クアンチ攻防戦を伝える戦争博物館