ファンティエット市 (Thành phố Phan Thiết) は、ホーチミン市から東に200km離れたベトナム南東部に位置するビントゥアン省の省都です。
200km近い海岸線をもち、美しいビーチ、豊かな魚介類に恵まれています。
ファンティエット市の東部分に風光明媚なムイネー (Phường Mũi Né) があり、1995年以降、リゾート開発が進められています。
ここでは、写真を中心に、ファンティエット市の雰囲気をご紹介します。
ファンティエットのビーチ
ムイネーに近いシンツーリスト・ムイネーオフィスから、ファンティエット市中心部にあるファンティエット中央市場へ、バイクタクシーに乗って出かけました。
フーハイ川 (Phu Hai River) までは、ほぼ海岸線に沿って走ります。写真は2015年に撮影しました。最近は、さらにリゾート開発がすすんでいることと思われます。
2021年、「世界のベストビーチトップ10、ムイネーが9位にランクイン」(手荷物預かりサービスを手掛ける英国のBounce社発表の、世界のベストビーチトップ10) しました。
フーハイ川 (Phu Hai River)
フーハイ川を渡ると、道路はファンティエット市の市街地へとはいります。
河口には、青・赤・黄色が鮮やかなたくさんの漁船・たらい舟が停泊していました。
フーハイ川のムイネー側の小高い丘はバーナー山 (Ba Nai Hill) で、その頂上に見えるのは「王子の城 (Prince’s Castle)」です。
丘の上に存在感を示しているものは「王子の城 (Prince’s Castle)」
グエン・ディン・チュウ通りからファンティエット市中心部へ
ムイネーにほど近い、宿泊していたホテルの前を海岸と並行して走っているグエン・ディン・チュウ (Nguyen Dhinh Chieu) 通り沿いには、リゾートホテルや海鮮レストランが軒を連ねていて、にぎわっています。
そしてこのあたりは、ニャチャン同様、ロシア語(キリル文字)が多く見られました (2015年10月時点)。
ホテル前から、ファンティエット市の旧市街中心部にある「ファンティエット中央市場」まで、セオム(バイクタクシー運転手)に連れていってもらいました。
海岸に面したレストラン リゾートほてる ファンティエット大学 正面:ファンティエット市街地/左:チャム塔群 Phu Hai River を渡る 橋を渡ると市街地になってくる また、教会 交通量が増えてきた もうひとつ橋を渡る 中心部に近づいてきた 子どもの下校を待つ親たち
ファンティエット市内にある「MIWA日本語学校/Miwa Japanese School」
私がファンティエットに行ったときはまだ存在していませんでしたが、
2019年10月、日本の大学院に在籍していたMiwaさんが地元ファンティエット市に「MIWA日本語学校/Miwa Japanese School」を開校しました。
日本語学校の所在地は、B78 Hùng Vương, P.Phú Thủy, Phan Thiết です。
ファンティエット中央市場 (Cho Phan Tiet)
ファンティエット中央市場に到着。
かなり大きい2階建ての市場で、2棟に分かれています。
正面入り口から入ると、フルーツのお店が並んでいました。この市場は、改築して日が浅いこともあるでしょうが、整然としていて、清潔感を感じます。
一角にあったチェーやシントーのお店で、ミックスシントーを1杯飲んで一息つきました。
2階は、衣料や靴の売り場でした。
ファンティエット中央市場入口 フルーツ売り場 フルーツ売り場 ココナッツの皮むき ココナッツ菓子売り場 フルーツ売り場 お菓子売り場 お菓子売り場 チェー売り場 シントー売り場 お菓子(?)売り場 A棟2階から1階を見る
2つの棟の2階部分が、渡り廊下でつながっています。
2階には漢方薬売り場が並び、階下は肉や魚の生鮮品売り場でした。
特に魚売り場には、大きな魚が丸ごと並び、壮観です。
A棟とB棟を2階どうしつなぐ渡り廊下 ベトナム漢方薬売り場 ベトナム漢方薬売り場 ベトナム漢方薬売り場 B棟2階から1階を見る 魚売り場 魚売り場 魚売り場 魚売り場 魚売り場 魚売り場 肉売り場
売り場には男性の姿は見えず、笑顔が楽し気な女性たちばかりです。
場外売り場は、売り場が整然と並んでいた場内に比べ、活気にあふれていました。行き交う人たちは、きつい暑さに負けないように、ノン(菅笠)を被っていました。