ベトナム南部キエンザン省を紹介します。
キエンザン省 (Tỉnh Kiên Giang) は、ベトナム南部メコンデルタ地方の海に面した省です。 ハティエン市は、キエンザン省の東の端にある港町で、カンボジアとの国境の街であり、フーコック島への玄関口です。ここは、いまから300年以上昔、清朝が強制した「辮髪 (べんぱつ)」を受けいれることができなかった中国明朝の将軍 Mac Cuu によって開かれました。短時間ですが回ったスポットを紹介します。
そのあと、隣のカマウ省の省都カマウ市に移動しました。長距離バスから撮った沿道の写真を紹介します。
ハティエン市を出発し、カマウ市に向かって230kmの道のりを走るバスは、1時間ぐらいは海岸線を進みますが、その後は運河に沿ってすすみます。運河沿いの道は、どこかのんびりしていて、ベトナムでは当たり前なチキン・ゲーム状態の追い越しも、ほとんど見られません。また、道路を歩いている人の姿を見かけるのも、めずらしい光景でした。半面、道路をながめながら気だるげに座って、煙草を吸いながらコーヒーを飲んでダラダラしている男性の姿は、記憶に残っていません。
カマウ省にはいって、どこまでも真っすぐ伸びる快適で、両側が緑いっぱいの道路は、しかし、お店が所々にしかなく、生活感がありません。
「タイランド湾に面した200kmの海岸線をもつキエンザン省」をご覧ください。
1 国境の街であり、フーコック島への玄関口:ハティエン市 (Tp.Ha Thien)
1.1 夜のハティエン市中心部
1.2 かけあしで回ったハティエン観光地めぐり
1.2.1 Phu Dung Pagoda
1.2.2 Buddha temple
1.2.3 Binh San と Mac Cuu
1.2.4 Thach Dong
1.2.5 Da Dung
1.2.6 Ha Tien Border Crossing
2 ハティエン市からカマウ市へ、7時間のバスの旅
2.1 ハティエン市を出発して、しばらく走ったら、後輪がパンク(A→C)
2.2 パンク修理 が終わり、キエンザン省の省都ラチジャー市方面へ(C→E)
2.3 ラチジャー市内を迂回し、ロンスエン方面、カントー方面の道と別れてカマウ方面へ(E→I)
2.4 カントー市方面への道と別れ、さらに国道からも離れ、運河沿いにカマウ省へ(I→B)
2.4.1 QL61 (カントー方面) と別れ、QL63へ
2.4.2 国道QL63と別れ、細いT7道路を通ってカマウ省へはいる
2.5 カマウ省入り ⇒ カマウ市到着(B→C)