中部ニントゥアン省にある3か所のチャム塔を紹介します。
ニントゥアン省はベトナム南東部に位置していて、南シナ海に面しています。年間降雨量が少なく、低い丘や砂丘地帯が広がり、人口が少なく、産業は、塩生産、ブドウ栽培、ヤギの放牧等で、大きな産業はありません。原子力発電所の誘致は中止となり、現在、大規模な太陽光発電所、風力発電所の立地がすすんでいます。
省都はファンラン=チャップタムです。ここには1485年から1832年の間、チャンパ王国の最後の首都がありました。そして、チャム族の神を祀るチャム塔が3か所残っています。ホア・ライ塔 (Tháp Hòa Lai)、ポー・クロン・ガライ塔 (Tháp Pô Klông-Garai)、ポー・ロ・メ塔 (Tháp Po Ro Me) です。
をご覧ください。
目 次
1 チャンパ王国
2 チャム塔
3 ニントゥアン省にあるチャム塔のマップ
4 チャム塔 (Tháp Chăm)
4.1 ホア・ライ塔 (Tháp Hòa Lai):9世紀に建てられ、全国で最も古いチャム塔のひとつ
4.2 ポー・クロン・ガライ塔 (Tháp Pô Klông-Garai):13世紀に建てられ、全国で最も美しいチャム塔のひとつ
4.3 ポー・ロ・メ塔 (Tháp Po Ro Me):17世紀に建てられた、チャンパ王国 最後のチャム塔
5 チャム塔に興味を持たれた方は、